週末、祖母が亡くなった。

祖母との記憶は多い。

小学生のころ、週末に遊びにきてくれて楽しかったことや

祖母の家が私の中学校に近かったので、夜泊まって

翌朝通学したときの朝ご飯がすごい量だったことも。

ひざが悪い祖母が一生懸命に筋トレしていたことや

車酔いしたときにくれた仁丹の味や

親戚みんなで誕生会したことや

シクラメンを上手に育てたことも。

苦い思い出もあるけれど

今は懐かしいものばかり。

今日は、子供を送り出して近くの喫茶店へ。

落ち着かなかった気持ちが穏やかになっていく。

初めて入るお店だが居心地がいい。

そういえば、私も子供の頃…と

歩いていく子供の後ろ姿を見て思い出した。

どんな問題と向き合っていたかは忘れた。

あの日は前日の試験後に出た熱で

意識が朦朧としていた。

でも合格したくて、無宗教なのに窓側の席から

見えるマリア像に祈っていた（笑）

当時の私は母と主に勉強していた。

泣きながら勉強していたのを思い出す。

子供に受験はさせないとずっと思ってきた。

自粛中、子供に受験したいと言われ驚いた。

迷いに迷いスタートしたが、やはり子供にとって

楽な道のりではなかった。

私はなるべく付きっきりにはならず

あえて離れながら勉強を見守っていた。

秋以降、本腰をいれて夜や休日に学習を見た。

そんな生活が終わるころ、子供と一緒に難しい問題を解いていた時

ペンが動かない自分を俯瞰的に感じた瞬間

自分が子供のころをかなりはっきり感じた。

あの時の私もこうやって

わからない時にただ問題をみつめ、悩んでいた。

答えが出せない苦しみと母の期待。

よく叱られて泣いてたな。

こんなにリアルに自分が戻ることはなくて、

涙が出てきた。

大人の私は、母の過ちを繰り返してはいないか？

自問自答しながら過ごす2年間だった。

とりあえず、今日で一区切り。

どんな結果でも自分で受験したいと言えた子供を

そして、きつい道のりを乗り切ってきた子供を

私は心から尊敬する。

74.7キロ

朝

味噌汁、ツナサラダ、ひじき煮、ご飯

昼

麻婆春雨、中華スープ、ご飯

夜

塩鮭、味噌汁、白菜サラダ、ご飯、

今日も踏み台昇降15分✖️2